レガシィ BH5 オールペン③
さて、今回で三回目です。
塗装って時間かかるのですよ。はい。クルマの塗装は初めてですけど、心が折れかかっています。なんて言ったって、前回までの内容って、ほとんど車体の塗装に手を付けていませんからね。パテ盛りしてるだけです。まだまだ道のりは長い長い…
まぁ、そんなこと言っていられませんので作業しますよー
うーん、いい感じの画像が無くて申し訳ないのですが、↑これはサイドミラー。オールペンするのだから外さなきゃ!
で、塗装するわけなので可動部はバラしてそれぞれ塗らないと隙間の部分が塗れないですよね。なのでばらしま…ネジ舐めました。えぇ、車体から外すときにも何本かやらかしましたが、ネジ舐めてます。永遠の課題ですね。良い道具使えば多少マシになるのでしょうか?ある程度は諦めも肝心。
でも!バラスのは諦めない!
ドリルで頭飛ばしてバラシます。電動工具、便利です。
近いうちに使用している道具とかの紹介でもしようかな?
自分で使っている道具の整理にもなるし、これから増やす工具は何なのかとかもわかりやすくなるかもね。
こんな感じで頭飛ばしたらどうにか外れるので、後は残ったネジ部分をプライヤーで外せばオッケー。頭飛ばしちゃったネジはホームセンターで買い込みます。場合によっては六角のキャップボルトに交換したりとかもします。材質は純正と同じやつにしておくのが吉ですね。電蝕についても今度記事を書こうかな?
という事で、今度はサイドステップ。これも塗装するから車体から外して、例によって前オーナー様がぶつけていらっしゃったので修理。ガリ傷を均すためにペーパー当ててみたらなんと!パテが出てきたではありませんか!これは何回もぶつけているな〜(´・ω・`)
とりあえずまっすぐ走るし気にしないことにしよう。
削ってパテ盛って〜
プライマー吹いてサフ吹いて仕上がりを確認です。サイドステップは両側割れてたりガリ傷があったりだったのでこれも治すの大変だった…どうです?きれいに治ってるでしょ?
部分的にパテ盛って治しているので途中経過だとこんな感じ。
サイドだけサフがついててマヌケいい感じのグラデーションです。↑この写真の状態は、全面ペーパーかけて足付けが終わったところですね。これにプライマー吹いてサフ吹いて塗装していく事になります。
うん。フロントバンパーが増えているけどこんな感じで塗りました。
塗装前はガンメタ、↑の画像では真っ黒に塗っています。
缶スプレーじゃなくてコンプレッサー使ってます。(缶スプレーよりお安くきれいに仕上がります)
シンナーの選択さえ間違えなければ、大きな失敗はしないかなー?
混合比はしっかり守るように。使ってる塗料についても特集しようかな?やりたい事たくさんあって全然まとまらん!
うーん、キレイ。塗りたてホヤホヤ。塗装の醍醐味って、この瞬間でもある気がする。
確かに磨き終わった後も最っ高に嬉しいけど、垂もなく均一に艶が出ている状態で吹けた時も脳内麻薬ドバドバです。
塗装のダストって思っているよりだいぶ舞い散っています。マスクしていても鼻の中が塗装色に染まります。
…あれ?塗装した時の高揚感ってシンナーのせいじゃないよね
ちゃんとマスクしてるしそんなことは無い!
では、今日はここまでです。次回はついに!車体を!塗装する!
かも。
レガシィ BH5 オールペン②
前回に続き、オールペンの下ごしらえです。
普通に考えて、リアゲートが凹むまでぶつけているってことは、バンパーも当然ぶつけていますよね。
はい、全然気が付きませんでした。
ひとまずリアゲートが仕上がった写真をどうぞ!
…全体を塗るとき足付けでペーパー掛けするのでこれで良いんです。はい。ラインがきれいに出て一安心。
次はリアバンパーやりますよー
バンパーはずしたらあらビックリ!サポートがぐにゃっ!て変形しています。
写真撮り忘れてる!意味深に写っているパンタグラフがありますが、変形を戻すために使いましたよ。だいぶ良い仕事してくれました。もちろん複数種類のハンマーもね!バンパー付けたら見えない所だしこれで良しとしましょう。
端っこのスポット溶接は剥がれちゃっていたので溶接します。
半自動溶接機のスズキッドです。ちょっとお値段張りますが、有るのと無いのとでは雲泥の差です。いつも頼りにしています。両手で作業できるように、自動で遮光してくれる面がほしいです。
付きました。溶接は難しいので練習もっとしなきゃです。難しいことを身をもって知っていると、きれいな溶接見ると惚れ惚れしちゃいますね。職人さんってすごいですね。本当リスペクトです。
こんな感じで火花が飛んでガラスとかプラスチックが溶けないように保護してあげます。これでひとまずサポート部分の補修はオッケーです。
さて、バンパーの補修です。実は、少し割れてしまっていて、裏からガスバーナーで樹脂を溶かしながら溶着させました。しかし、その工程は残念ながら写真がございません。ごめんなさい。
溶着させた後に表面からパテ盛りをします。いかんせんガスバーナーであぶったので表面もボコボコしちゃいますので、パテできれいにならしました。
ちらっとレガシィのお尻が写っています。盛っては削りの繰り返しです。もう時間かかるのは諦めて日向ぼっことかしときます。
さて、何やかんやで頑張ってライン出ししたら、サフ吹いてうす付けパテ盛って、また削って…はい、ひと段落です。
ちらっと写真に写っていますが、バンパーは樹脂なので、ミッチャクロンを使って付着を良くしています。ソフト99とかでも、バンパープライマーとかありますよね。
鉄板と違って、通常のサフをそのまま吹いてもペリペリ剥がれちゃうんですよね。塗装は下地が命ですので、ここはケチらずにプライマーを一発噛ませてから塗装しましょう。
今日はここまで。次回に続く〜
レガシィ BH5 オールペン①
オールペンをしよう!
新車を買ったのであれば、すごいお金持ちでも無い限り、こんなこと考えませんよね。
Myレガシィは残念ながら、手元に来た時にはすでにクリヤーが剥げてしまっていて、とてもみすぼらしい感じでした。
ならば、全塗装してしまおう。キレイになるでしょ!そんな軽い感じで車の全塗装を行います。
初めてやるけど!!
という事でオールペンするわけですが、まずはオールペンの前の下ごしらえからです。
買った時には気が付きませんでしたが、リアハッチぶつけた経歴があるようですね…
まぁ治していきましょう。
リアガーニッシュは割れていなかったのでそれだけ交換したのかな?
凹み修理なので、パテ盛って削っての繰り返し。ただそれだけです。
(↑それが辛いんですよね)
ペーパー当ててパテ盛りしてペーパー当てて繰り返していきます。
曲面と角があるので難しいかな?どうかな?
厚付けパテ盛り。盛りすぎると後で削るの面倒だけど、盛りが少ないといつまでたってもラインが出ない…難しいですよね〜
私はパテを削るときは#240とか#360くらいの耐水ペーパーで削っています。削りすぎ注意です。
水研ぎして、また盛って、水研ぎして。。。
パテ盛りの何が面倒って、盛ってから硬化するまでの待ち時間ですよね!!一回盛ったら翌日まで作業出来ないじゃないですか!!
紫外線硬化パテがほしいですね。使ったことないですが、すぐ固まるみたいですね。羨ましい!!
私はお金の問題と、身近なところで手に入るという事で、ソフト99の厚付けパテを使っています。この写真で何回盛ったところかな。まだうす付けパテの出番はありません。
厚付けパテでラインがおおよそ出てきたら、ピンホールとか微妙なラインを見るためにサフを吹いていきます。塗装って思っている以上にいろんなところに飛んでくっつくので部分補修とかする場合、マスキングは入念にすることをお勧めします。もうクルマ全体を覆うくらいの勢いで。
今回はオールペンする予定なので簡易的にしています。この状態でだと、ガラスとかに少し塗料のダストが付いていました。
サフが硬化したらラインの確認とピンホールを埋めていきます。
ここでやっとうす付けパテを使います。あ〜面倒。でも楽しいから困っちゃいます。
うす付けパテは、上手な人はもっと薄ーく盛るみたいですね。
盛るときのヘラも作業のやりやすさを左右するので色々試したいですね。
今回はここまで。次回に続きます。